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クレイジーな魚、カサゴについて

2019.04.12 Fri by FILLESTER

今回はお口の大きなフィッシュイーターカサゴについてご紹介します。

カサゴは最近ではスーパーで売られていることも多く知名度も高い魚です。
根魚と呼ばれている岩礁帯を好む魚ですが、興味深い雑学のある魚です。
カサゴの事をこの記事で知ってもらえたらと思います。
その前に弊社の製品をちょっとご紹介!

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アジゼイゴ取り機 FZ-Ⅰです!

ベテランの職人さんでも1匹に3~5秒かかる 作業が、1~2秒に短縮!
作業能率もアップし、歩留りも上がります。

それでは本題行ってみましょう!!!!

【オスとメスの成長は1年間のずれがある】

カサゴは成長が早い魚と言われています。

その中でもオスの方が成長が早く3年で30センチを超えるカサゴも多く発情もオスが早いと言われています。

メスは4年で20センチほどとオスに比べて成長スピードも遅く発情も遅いのです。

カサゴのメスはオスからもらい受けた精子を体内で保存して、子供を作れる年齢になってから保存した精子を授精させて子供を作るのです


カサゴの成長にはオスとメスで1年のズレがある特殊な生態を持っている魚なのです。

 

【10股は当たり前カサゴの素晴らしき世界】

カサゴの世界で夏から秋にかけてオスが自分の縄張りにメスを誘惑して繁殖行為を行います。

それもメスであれば関係なく10股20股は当たり前になるのです。

オスの発情も凄いですがメスも負けていません。

成熟したメスは産卵に良い場所をとったオスカサゴを探して動き回ります。

産卵時期になると卵を持っているメスは腹がプックリ膨れているので見た目ですぐに分かります。

人間で置き換えると狂ったような世界ですが、カサゴの世界では当たり前。素晴らしいですね。

カサゴ釣りでも夏から秋は数釣りが出来る事から人気が高いですが、卵をもったメスはリリースする事をお勧めします。

メス一匹で約1万匹のカサゴの稚魚が放流されることになるので自然を守る事にも繋がりますよ。

 

 

【江戸時代ではアンポンタンと言われていた】

カサゴは江戸時代にはアンポンタンな魚と言われていました。

理由としては江戸時代では魚の鮮度を保つ技術が進んでいなかった事からカサゴを釣ってから調理するまでの時間で味が落ちてしまうからでした。

カサゴのせいではありませんが、扱いとしても安価な魚として扱われていたこともアンポンタンの理由の一つとも言えます。

【まとめ】

・カサゴのオスとメスでは成長スピードに違いがある

・夏から秋にかけて派手な繁殖行動をする

・江戸時代ではカサゴはアンポンタン、安価な魚として扱われていた

カサゴは派手な繁殖行動やアンポンタンと江戸時代には呼ばれたクレイジーな魚なので、理解して食べてみて下さいね。